2024.01.22更新

下記の通り診療医師変更となります。

2月9日(金)、16日(金)・3月15日(金)・4月5日(金)は午前・午後ともに院長の診療となります。

診療医師の変更に伴い、午後の診療時間も16:00~18:00に変更となります。

2023.12.01更新

12月29日(金)~1月3日(水)は冬季休暇とさせて頂きます。

※尚、分娩入院の受け入れは通常通り行います。

2023.12.01更新

下記の通り診療医師変更となります。

12月11日(月)・・・午前→松岡Dr/ 午後→院長(午後16時30分~)

12月13日(水)・・・午前・午後ともに松岡Dr(午後16時30分~)

12月15日(金)・・・午前・午後ともに院長(午後16時~)

12月25日(月)・・・午前・午後ともに松岡Dr(午後16時~)

※診療医師変更に伴い診療時間が一部変更となっております。

ご理解の程宜しくお願い致します。

2023.07.04更新

下記の通り診療医師変更となります。

7月21日(金)・・・午前・午後→院長

2023.05.12更新

下記の通り診療医師変更となります。

5月19日(金)・・・午前→院長

尚、午後の診療は通常通り松岡Dr(女医)の診察となります。

2022.11.10更新

11月28日(月)午前・午後ともに市川Dr(女医)の診察となります。

2022.11.04更新

下記の通り診療医師変更となります。

11月11日(金)・・・午前→院長

            午後休診

11月28日(月)・・・午後→院長

2022.10.03更新

【妊娠力を高める栄養素として話題の“ビタミンD”について】

ビタミンDは、カルシウムの吸収をサポートし血液中のカルシウムの濃度を一定に保つ働きをしていますが、必要量を摂れていることが妊娠のサポートになることがわかってきました。

【ビタミンDでPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)を改善】

ビタミンDはインスリン抵抗性の改善作用があります。PCOSはインスリン抵抗性と関連して症状が出ていることがありますので、ビタミンDがPCOSを改善させる可能性が検討されています。

ビタミンDとカルシウムの投与で、インスリンの抵抗性、男性ホルモン値、月経周期の乱れ、排卵の改善がみられたという報告もたくさんあります。

【血液中のビタミンDと着床率】

海外の研究では、血液中と卵胞液中のビタミンDは互いに影響していて、ビタミンD濃度が高いと妊娠率が上がるという報告があります。

また、習慣性流産の方のビタミンD濃度が低いという報告もあります。

ビタミンD濃度が低下すると、流産の要因の一つとされている“抗リン脂質抗体” “NK活性” “抗核抗体” “抗DNA抗体”の数値が上昇することもわかってきました。

【ビタミンD濃度とAMHの関係】

40歳以上の女性では、ビタミンDの濃度が低いと、AMHの値も低くなることが分かっています。

ビタミンDは日光と関係しているため、夏は血液中のビタミンD濃度が高く、冬は低くなるという特徴があります。

AMHもビタミンDと同じような季節性の変化があるので、AMHの値が低くなる冬にビタミンDを食事で摂ると、その変動がなくなったという報告があります。

別の実験では、ビタミンDによってAMHの値が増加することが報告されています。

こういった報告を知っていくと、ビタミンDを摂りたい!と思いませんか?

ビタミンDを含む食品には、鮭、カツオ、しらす干し、鶏卵、キクラゲなどがあります。

そして、ビタミンDは皮膚が日光を浴びることによっても生成されます。

でも、女性としては、紫外線対策として日焼け止めや日傘の使用を止めるのは勇気がいりますよね。

肌へのダメージも心配ですし、足りない分はサプリやビタミンD含有の卵などで補う方法もあります。

ただ、ビタミンDは脂溶性ビタミンで、過剰に摂取した分を自然に排出はできません。

摂りすぎには注意が必要です。(目安量5.5μg/日 耐用上限量100.0μg/日 *成人女性の場合)

ビタミンDの濃度が気になる方は、まず血液検査で測定されることをおすすめします。

足りていないようであれば、必要量が摂れるように工夫をしていきましょう。

2022.10.03更新

嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS:polycystic ovarian syndrome)とは、若い女性の排卵障害では多くみられる疾患で、卵胞が発育するのに時間がかかってなかなか排卵しない疾患です。自覚症状としては、(1)月経周期が35日以上(2)月経が以前は順調だったのに現在は不規則(3)にきびが多い(4)やや毛深い(5)肥満などです。PCOSでは、超音波で卵巣をみると10mmくらいの同じような大きさの卵胞がたくさんできて卵巣の外側に1列に並び、なかなかそれ以上大きくならないことが特徴で、ネックレスサインと呼ばれます。

【原因】

どうして排卵がうまく行われないかというと、卵巣内の男性ホルモンが多いことが原因といわれています。自覚症状の(3)や(4)は男性ホルモンが高いことによる症状です。男性ホルモンを高くさせている原因は、脳から出ているLH(黄体化ホルモン)と血糖値を下げるインスリンというホルモンの作用です。それらが正常より強く卵巣に作用していて男性ホルモンが局所的に上がっていると考えられています。ですからPCOSの方は、生理中の血液検査で脳から出るゴナトロピン(LHとFSHのこと)をはかるとLHがFSH(卵胞刺激ホルモン)より高くなるという特徴があります。また、血中の男性ホルモンの値も軽く上昇していることがあります。

【治療法】

PCOSの排卵障害は年齢とともに進み、月経周期はどんどん長くなっていく傾向にあります。全ての特徴を持っている人もいれば、超音波所見だけ異常の人もいて重症度はさまざまです。20代であれば気付かず自然妊娠されていることもありますが、どの方も排卵しにくいことは確かです。

治療はまず排卵誘発剤をつかって排卵のチャンスを増やすことです。内服薬(クロミッドなど)ですぐ排卵できるようになる場合もあれば、なかなか反応しないこともあります。なかなか反応しないときは、漢方薬(ウンケイトウ)を併用したりします。それでもうまく排卵しない場合は注射での排卵誘発を行います。しかしPCOSの方は有効域がせまく、少量だと反応せず、少し多くしただけで過剰反応する傾向にあります。注射に過剰に反応すると、卵巣が3~4倍にはれ上がりお腹に水がたまってふくれ血液が濃縮してしまうことがあり、これを卵巣過剰刺激症候群(OHSS:ovarian hyper stimulation syndrome)といいます。注射を多く使わないと排卵できない重症な場合は体外受精をおすすめします。体外受精であればある程度卵胞発育をコントロールでき、卵巣が落ち着いてから胚移植することで安全に治療することができます。

また、糖尿病の薬であるメトフォルミンが排卵障害を改善することがわかってきています。糖尿病の薬は血糖を下げてインスリンの過剰な分泌を抑えるので、卵巣で男性ホルモンも抑えられ、卵巣内のホルモン環境が改善され、排卵しやすくなると考えられています。過剰なインスリンが悪さをしているタイプのPCOSの人に効果があり、毎日内服して2~3ヶ月で効果が出るといわれています。副作用は下痢をおこすことがありますが慣れてきます。

原因ははっきりとはわかっていません。ひとつの体質であり、年齢とともに排卵障害は強くなるので、少し早めに体外受精をすすめられることも多いと思います。卵の質はやや下がるとはいえ、体外受精ではたくさんの卵子がとれることが多く、その中から良い受精卵を選んで移植することで、多くの方が妊娠できます。時間は少しかかりますが、根気よく治療していくことが大事です。

※次回はビタミンDと妊娠の関係についてお伝えしていこうと思います。

2022.02.15更新

当院では助産師・看護師・准看護師資格を有する方の募集をしています!

【募集職種】助産師・看護師・准看護師

【雇用形態】常勤・非常勤

【勤務内容】病棟・外来

【勤務体系】2交代制

【担当者】事務局長:鷲見  看護師長:水谷

【連絡先】(0567)23-5786

なんでもお気軽にご相談ください。お待ちしております。

医療法人玲聖会 TAKAKO WOMEN’S CLINIC 貴子ウィメンズクリニック 受付時間 平日9:00~17:00 〒496-0868 愛知県津島市申塚町1丁目122番地
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